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(特定”ミクロ経済主体の最適行動
http://www.asyura.com/0304/hasan26/msg/675.html)へのレスです。
あっしらさん。 こんにちわ。
レスしたのは、「自由主義的経済価値観」の問題との関連性について掘り下げたいからです。
(利潤獲得の極大化がミクロ経済主体の最適行動であれば)
この規定自体は、資本主義下では動かせないですね。
資本は増殖を求めるという自己規定性を持つからです。
しかし、「利潤獲得の極大化」という用語に問題があります。
現在「特定ミクロ経済主体」(具体名を挙げるのは止めます)が求めている「利潤獲得の極大化」は、焼き畑農業に過ぎません。
日本を食いつくし、利潤を上げた後、日本国民が貧乏になったら、他の国にとりつくという行動です。
これが本当に「利潤獲得の極大化」になっているかどうかは疑問です。
他の国に移動してみたらどうなるか分かることです。 どんな目に遇うか、試してみればいいんです。 馬鹿は死ななきゃ直らない。
「短期的利潤獲得の極大化」と定義し直すべきですね。
これは「長期的利潤獲得の極大化」とは反する企業行動です。
ナニワ金融道の帝国金融なら焼き畑農業でOK。
しかし、経団連レベルの特定ミクロ経済主体が提唱する焼き畑農業は、自殺行為だと思いますね。
ここまではたぶんあっしらさんと一致した考え。
ここからが問題。
あっしらさんはこれを「自由主義的経済価値観」とおっしゃっています。
しかし、この価値観は、現在の会計基準、直接金融、税制、自由主義的貿易体制に適合した価値観ですね。
単純に問題を簡略化して述べると、現在の法制度(下部構造)の下では、自由主義的経済価値観に従わない会社が淘汰される運命にあるのです。
特定ミクロ経済主体も、法制度によって頭を縛られており、自由に価値観を選択できるような存在ではありません。
価値観の問題とか政治という問題設定では、この状況を変更することはできません。 この先はデッドエンドですよ。
そこでお願い。
あっしらさんには、「長期的利潤極大化」を求めるミクロ経済主体が淘汰されないような法制度を案出して頂きたい。
アルファンドさんもお願いして下さいね。
今日は時間がないのでここまで。