現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産26 > 417.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 為替市場を巡る米国との対立 Nevada経済速報 2003/05/20(Tue) 投稿者 十夜 日時 2003 年 5 月 20 日 20:18:05)
<ヨーロッパ発>Tanaka CRM社長の田中雅さん(Tadashi Tanaka/President,Tanaka Currency Risk Management.v.o.f.)は現地時間19日17:00、ニューヨーク外為市況について、次のようにコメントする−−。
<ドル・円相場> ドル・円117.10 (115.17 116.42 (116.56 116.01 116.30 116.79 116.77) 本日はシグナル点灯無し。ドル買いブレークアウト116.66にて発生しドル強気転換した。 5月14日116.03よりドル弱気中であったが、本日19日116.66にて強気転換。 本日はアジア太平洋市場にて大幅な全面ドル安が進行し、115円に接近して横這い状況となった。その後日本時間で午後8時頃にかなり大規模な介入としか思えないようなドル直立の変動が発生し116円後半まで急騰、しばらく安定した後、さらに追加の急騰があり117円台半ばまでドル高になりその後はじり安。117円近辺で1日の取引を終えた。これに基づくと、20日火曜日の予測レンジは自然ドル高で118円、自然ドル安で116円となる。 おそらく、現レベルでは追加介入無いか、小規模と解釈され、火曜日のドル予測は116円近辺までのじり安となろう。 週報でも述べたようにドル円の日足周期は他のドルクロスとは歩調を合わせない全く独自の周期で進行中であり(介入によるリズムの撹乱が原因)、もともと今週は ユーロドルがドル安予測であるにも関わらず、ドル円はドル高の周期にあった。 そこに覆面介入が入った(もしくは入ったと解釈された)のでドルは効果的に上昇したのであろう。
<ユーロ・円相場> ユーロ・円136.38 (134.63 132.73 132.57 132.84 133.54 134.11 134.64) 本日はシグナル点灯無し。ユーロ買いブレークアウト136.38より再発生し ユーロ強気を再確認した。 5月16日133.55円よりユーロ強気中。 ユーロ円は先週金曜日に引き続き、本日もユーロ買いストップを抜け、ユーロ強気再確認した。 本日は、当初ユーロドルは予測どおりユーロ高、ドル円は予測とは逆にドル安円安が進行したが、それでもユーロ円はやはりユーロ高。さらに後半の取引では、予測どおりドル円が ドル高に転換し、週報で述べたとおりの特殊状況が発生した。 すなわちユーロドルがユーロ高、ドル円が円安となり、その結果ユーロ円は「極端な」ユーロ高 円安である。先週金曜日からのユーロ円の変動速度は極端に早くレンジも例外的に広い。 これは取引リスクの突然の増大を意味し、直近目先は、方向性を確立するのが難しく、乱高下となりやすい。 その後レンジが細り、落ち着いてくると方向性が再確立されるのである。 直近目標である136.50には到達しており、非常に危険である。また欧州生活が長い取引者にはピンと来ないほどの極端な円安であり、感覚的には受け入れがたい。
<ユーロ・ドル相場> ユーロ・ドル1.1642 (1.1605 1.1399 1.1395 1.1449 1.1482 1.1485 1.1532) 本日はシグナル無し。ブレークアウト無し。 5月16日1.1494よりユーロ強気中。 ユーロドルは週明けの寄付きから大幅に値を飛ばして、4年ぶりの記録ユーロ高となった。 その後、ドル円介入直後のドル高を切っ掛けに、全てのドルクロスが修正ドル高に向かい、 本日のドル安変動幅の半分ないし全部を戻して本日は引けた。 戻しがきつかったのは、やはりすさまじい上昇を記録した豪ドルなど。 しかしユーロドルのユーロ強気は有効で終了。 全てのドルクロスはドル弱気有効で引けた。