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為替市場を巡る米国との対立
...2003/05/20(Tue) 10:44:09...
http://www.collectors-japan.com/nevada/index.html
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為替市場を巡る米国との対立
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スノー財務長官の『ドル安支援発言』後、円が115円10銭まで急騰しましたが、ここで日銀は、大規模のドル買い介入を行い、117円台後半まで一気に押し戻しています。
米国は、ドル安(円高・ユーロ高)歓迎
日本は、円高阻止
ここまで政策がはっきり分かれたことも珍しい事態であり、この政策の不整合もあり、世界の株式市場は、ほぼ全世界で急落しています。
米国政府の方針としては、<ドル安は歓迎>であり、ここからどこまで日銀が介入し、この流れをとどめることが出来るか、にかかっていますが、介入だけでは今回の円高を止める事は無理だといえます。
日本政府が本当に円高をとめる気でいるのなら、公的資金で銀行を救済するのではなく、破綻させるべきだからです。
今回のような<小手先の策>では、市場は破壊を求めて、破綻催促に動く可能性があり、今後の日本の株式市場・金融市場は、警戒が必要な事態になってきます。
【投資情報】でもお知らせ致しました、恒例の<5月売り逃げ>が今年は違うという意見も強かったですが、今のところは、この<ジンクス>は生きているようです。
あと、10日あまりで、このジンクスがひっくり返るか、どうか。
また5月15日号経済レポート等でも指摘しましたが、世界の金融市場は、今、軋み始めており、何が起こっても不思議ではない状態になってきています。
今後どのような事が起こりましても、大丈夫なよう準備だけはしておく必要があります。
処理を先送りしていけば、後の処理は、何倍にも膨れ上がって、結果処理仕切れずに<破綻>となります。
巨大米国が、他国を省みず、一人歩きし始めた今、世界は右往左往することになりますので、自分の身は自分で守るという事を、行わないと、気がついた時には、全てを失っていたという事態にもなりかねません。
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