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(回答先: ドル・円相場が不穏な動きを見せ始めた[.forexwatcher] 投稿者 Ddog 日時 2003 年 5 月 15 日 22:40:18)
[日経]外為17時・円、一時115円77銭まで上昇――2002年7月22日以来{ヤバイョヤバイョ}
2003/05/15木曜日17:26
【NQN】15日の東京外国為替市場で円相場は続伸。16時過ぎに1ドル=115円台に乗せ、2002年7月22日以来となる115円77銭まで上昇した。米国経済の先行きに対する不安や、為替介入に否定的な考えを示したスノー米財務長官の発言などが14日に続いてドル売り材料になった。一方で、14日の海外高値である115円台半ばに近づく水準では財務省・日銀による円売り介入への警戒感があるため、円の上昇ピッチは緩やかだった。17時時点では前日14日の同時点に比べ60銭円高・ドル安の1ドル=115円93―97銭で推移している。
ドルに対してユーロ安が進む局面では、対円でもドルの買い戻しが入った。それでも円の下値は116円45銭にとどまり、その後は116円台前半でじりじりと強含んだ。欧州の取引時間帯に入り、海外投機筋なども円買いに加わった。きょう1日の円の値幅は68銭。
円は対ユーロでは1ユーロ=132円台後半に大幅続伸。1日以来の円高・ユーロ安水準。フランスのメール財務相らが14日、ユーロ高の進行速度に懸念を示し、持ち高調整に伴うユーロ売りが終日優勢だった。メール氏は欧州中央銀行(ECB)に利下げを促しており、ユーロ圏の利下げ観測も改めて強まった。これを受け国内投資家からも断続的に円買い・ユ―ロ売りが入った。17時時点は14日17時時点に比べ1円51銭円高・ユーロ安の1ユーロ=132円82―87銭近辺。
ユーロは対ドルで反落。ユーロ圏内の政府要人からユーロ高を警戒する声が聞かれ始めたことで、これまでに膨らんだユーロの買い持ち高を整理する動きが優勢になった。ユーロは一時ほぼ1週間ぶりに1ユーロ=1.1420ドルまで下げた。ただ、1.14ドル台前半では、「アジア系の中央銀行が外貨準備に占めるユーロの比率を引き上げるため、まとまった規模のユーロ買い注文を入れている」との思惑が出てユーロを下支えした。15日に公表された1―3月期のドイツの国内総生産(GDP)速報値は前期に続いて年率でマイナス成長となったが、「事前予想通り」との見方が多く、材料にはならなかった。17時時点では14日同時点に比べ0.0069ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1456―60ドルとなっている。きょうのユーロの高値は1ユーロ=1.1489ドル、値幅は0.0069ドル。