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経済産業省が30日発表した3月の鉱工業生産指数(速報、2000年=100、季節調整値)は前月比0.2%低下の93.3となり、2カ月連続でマイナスになった。都心部の再開発に伴う金属製品などへの需要が一服したことなどが生産落ち込みの原因。経産省は昨年11月に示した「生産は弱含みで推移」との判断を据え置いた。
同時に発表した2002年度の鉱工業生産指数は前年度比2.6%上昇し2年ぶりのプラスになったが、足元も生産動向にはかげりが出ている。経産省は基調判断は据え置いたが「マイナスの基調が続き、大幅ではないが下がり加減」とみている。
業種別では、鉄骨など金属製品が前月比8.4%減。都心再開発に伴う需要増の反動減とみられる。輸送機械も主力の自動車で北米向け輸出が低迷し2.3%減った。一般機械(9.0%増)と情報通信機械(8.4%増)は、半導体製造装置やデジタルカメラなどが堅調で増加した。
製造工業生産予測は、4月は0.9%減。5月は自動車や通信機器で新製品の投入が見込めるとして2.1%増になっている。 (12:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20030430AT1F3000830042003.html