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(回答先: 米第1四半期GDP確報値1.6%増-事前予想下回る [ブルームバーグ] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 25 日 22:44:53)
【ワシントン竹川正記】25日発表の1〜3月期の米国内総生産(GDP)の実質成長率速報値は、前期比・年率換算1.6%と市場予想(2%台乗せ)を大きく下回った。イラク戦争の打撃によるところが大きいが、米英軍の圧勝が鮮明になった4月中旬以降も企業の設備投資意欲は盛り上がらず、力強い本格的な景気回復は見通せていない。雇用情勢が再び悪化する兆しもあり、個人消費の減速で景気低迷が長引く懸念もある。
有力企業の大半が発表を終えた1〜3月期は、約6割の企業が市場予想を上回る業績を上げた。だが、収益向上源は人員削減や不採算部門の整理などリストラ。多くの企業が今後の景気見通しについては慎重で、「設備投資の年内本格回復は見込めない」(スコット米モルガン・スタンレー社長)と見方もある。
製造業を中心にIT(情報技術)バブル崩壊後の構造調整圧力が続いているためで、企業も容易にはリストラの手を緩められない。新規失業保険申請者数が1年ぶりの高水準(45万5000件)に達したように、リストラが失業問題を拡大させる悪循環も見られる。
新型肺炎『重症急性呼吸器症候群(SARS)の余波も懸念され、今後はブッシュ大統領が早期実現を目指す大型減税などで個人消費をどこまで活性化させられるかが、焦点となりそうだ。
[毎日新聞4月26日] ( 2003-04-26-00:53 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20030426k0000m020166000c.html