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(回答先: [日経] 外為、高金利通貨に「買われすぎ」の兆候 NZ利下げに動揺 投稿者 Ddog 日時 2003 年 4 月 25 日 00:16:43)
[日経] 円、対ユーロで132円50銭が下値メド・小島氏 対ドルはもみ合い
【NQN】小島誠・UBS銀行東京支店エグゼクティブ・ディレクター
金利差の観点からユーロなど高金利通貨を選好する動きが目立つが、
世界的に景況感が悪化しているだけに一本調子の円安・ユーロ高進行は
考えにくい。対ユーロでの円の下値余地は当面、1999年1月のユーロ導
入当初の1ユーロ=132円50銭前後までと見ている。
高金利通貨は金利収益が期待できるため、投資家は為替リスクをとっ
た運用にも動きやすい。個人投資家や新年度入りした年金の資金が流入
しているのはそのためだ。しかし欧州経済も独自の不安要因を抱えてお
り、ユーロの上昇が続くとの展望はまだ描けない。24日にニュージーラ
ンドが予想外の金融緩和に踏み切ったように、今後はユーロ圏でも利下
げ観測が取りざたされるはずだ。金利水準はそれでも日本に比べれば高
く円安・高金利通貨高の流れ自体は続きそうだが、「金利差縮小」を口
実に利益確定のユーロ売りや債券売りが出てもおかしくはない。
一方、円の対ドル相場は1ドル=118円50銭―121円50銭程度のレンジ
内で一進一退が続きそうだ。市場の焦点は米国経済の先行きに移ってい
るが、経済指標などでイラク戦争後の景気実態が判明するのは早くて5
月以降だ。状況次第では7月ごろまで慎重に見極める必要がある。