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(回答先: 需要不足、政府投資による需要創出が不可欠=自民政調会長 [ロイター] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 21 日 17:50:01)
デフレは需要が少なくて起こる現象でありこの論は確かに正しいのだが、既に何回も何回も補正予算を組んでやった結果個人の消費に火が付かず景気が回復せず、大借金国に日本をした最大の原因です。デフレは上からの需要創設による対策には何ら効果を上げませんでした。まだこんな事を言うようなのが政権与党に居るのが残念です。このような栄養ドリンク剤を無理矢理飲ませて需要を増やすような政策より、基礎的な栄養を体全体に与え、下からすなわち国民の個人の需要を増やす政策が必要なのです。それは税金を下げることです。税金を下げても需要は創出されます。特に消費税を下げることがもっとも効果的だと思います。所得税の減税は日本は、貯蓄率が高いので失敗に終わっています。消費税減税による需要創出効果は必ずデフレを終わらせるでしょう。インフレ時において効果を上げた政策はデフレには通用しません。逆の税金を取るより、国民の所得がまるまる使わせるような政策を実行すべき時です。既に公共投資による景気対策は失敗しています。インフレターゲット論もこれだけ約十年に渡ってインフレ政策を取っているにもかかわらずインフレにならないのだから完全な狂気の政策だと思います。今またイラクの復興資金を税金を取ってまかなおうとする議論があります。これなど本当に政策運営をやる気があるのかと思います。さらに税金を取って本来あるべき需要を外国へ持って行ったら、日本はもっと需要不足になってしまいます。デフレは毎年毎年総需要が減っていく現象です。我々民間企業はより少なくなった需要の中でもなをかつ黒字になるよう行動します。その分競争が激しくなりリストラや、価格のより安い物へとシフトしていきます。それがさらに需要不足に拍車を掛け、来年もまた需要が少なくなっていきます。この循環がデフレ恐慌です。日本は今まさにその中にあります。需要不足は深刻です。しかしそれを補うのは公共投資ではありません。減税です。単なる短期の所得減税ではありません。消費税の減税です。デフレの解消の糸口が見えるまで減税すべきです。また公共料金、高速道路の代金、その他引き下げられる分はどんどん下げるべきです。財政破綻をどうのこうの言ってる場合ではありません。民間の売り上げがどんどん減っていくことは、損益分伎点より下の企業が増え赤字会社が増え続けていくと言うことです。倒産が増え不良債権がどんどん解消以上に生み出されているのが実状です。急ぐ必要があります。今できる政策を速やかに取るべきです。消費税の減税です。5年後や10年後の対策をいう人はお呼びではありません。日本はここ一、二年が勝負です。