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2002年国際競争力報告で中国は31位にランクされたが、1990年から2000年にかけて中国の実質経済力指数は17位から14位、総合経済力指数は25位から15位にそれぞれ上昇している。また、米国と比較した中国の国民収入は11%だが、総合経済力指数で見ると、中国は米国の56.4%に相当する――。上海社会科学院世界経済研究所はこうした最新研究成果を「2003年中国国際地位報告」の中で発表した。
18日に開かれた学術シンポジウム「中国の国際地位・経済強国の道」で、出席者らは「中国はまさに今、経済大国から経済強国へ移行し、国際社会の中で重要な役割を発揮しつつある」との認識で一致。「中国国民の根本利益という観点から、中国自身の発展需要に基づき経済強国への成長目標を決定。千載一遇の戦略的チャンスをとらえて中華民族の偉大な復興を実現すべきだ」との結論に達した。
「人民網日本語版」2003年4月20日
http://j.people.ne.jp/2003/04/20/jp20030420_28122.html