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サラリーマンが加入する健康保険組合の6割が赤字見通しであることが、健康保険組合連合会(健保連)が10日に公表した03年度予算調査で明らかになった。サラリーマン本人の医療費3割自己負担導入や、ボーナスを含めた年収に基づいて保険料を徴収する総報酬制の導入により、赤字額は過去最大だった前年度より4576億円少ない1185億円と見込まれる。赤字組合の割合も9割から6割に減少する。
1日時点の組合数は、前年同期より57少ない1638組合。調査は全組合を対象に実施し、このうち回答があった1443組合の状況をもとに健保連で全組合分を推計した。 (04/10 23:09)