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(回答先: 2月機械受注は反動減、持ち直しの動きの範囲=内閣府幹部 [ロイター] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 09 日 23:11:23)
2月の機械受注(船舶電力除く民需)は、前月比▲9.6%と大きく落込んだ。12月 (同+5.2%)、1月(同+7.0%)と2ヵ月連続で増加した反動減が大きい。BNPパリバ証券会社・経済調査部エコノミストの村上尚己さん(Naoki Murakami/ Economist, BNP Paribas Securities(Japan) Ltd.)は、「一部のセクターでは底放れ傾向がみられるが、全体でみると底這い圏にとどまっている」と語る。
<製造業の機械受注には改善傾向が確認できる> 輸出企業の業績改善が同セクターの設備投資に繋がっているため、「製造業の機械受注には改善傾向が確認できる」。しかし、デフレと資産デフレによって、@企業の実質債務負担が増加し、A企業の保有資産が目減りする、ため多くの企業にとっては借金返済を優先することが合理的な選択となる。こうした中で、「業績改善があっても設備投資の増加にはあまりつながらない」。デフレと資産デフレが続く限り、設備投資の本格回復ひいては持続的な成長はとうてい期待できない、と言う。
<海外からの受注、03年入り後も増加傾向が続くが・・・> 海外からの受注をみると、ブームにある中国向けの資本財関連の輸出が急増していることもあって、「03年に入ってからも増加傾向が続いている」。ただ、1 月、2月の輸出全体の動きをみると、米国向け自動車輸出の大幅減など悪化の兆しが窺われる。今後、自動車をはじめ米国向けの輸出が減少するなら、「国内需要の回復に期待できない日本経済は、すぐさま景気後退に陥るリスクがある」と見る。1−3 月の日本経済は依然若干のプラス成長を保っていると思われるが、最近発表され た米国の経済指標はいずれも低調である。「輸出頼みの日本経済に黄色信号が点っている」