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(回答先: [日経] 米国外為サマリー・サウジ通貨の為替予約が戦争の行方を示唆 *我々の戦況予測なんぞは素人のお遊びにすぎない。 投稿者 Ddog 日時 2003 年 4 月 04 日 23:02:28)
古くはナポレオンのワーテルロー会戦での敗北の情報を独自の情報網で察知し、ロンドンの相場を操作して大儲けをしたというロスチャイルドの伝説的な事例がある。
最近では、エンロン・ワールドコム・グローバルクロッシングといった大規模破綻企業が、その直前までは「優良銘柄」としてムーディーズ等でも高い評価を受け、市場もそれを受け入れていたという事実がある。
意図的に流されたニセ情報(国家間の戦争であれ、企業業績情報であれ)であっても、それを見抜くことはプロでもなかなか難しいと言うことだ。
為替や株式市場の動きは、確かに一つの「目安」とはなろうが、同時に「騙されやすい」ものであることも、過去の教訓から熟知しておくべきであろう。
大体、市場や為替の動きだけで近い将来の動きが全部分かるなら、これほど楽な儲け話はない(現実には、なかなかそううまくはいかないからこそ、市場関係者は情報収集とその分析に余念がなく、現状の相場は最適かを常に「疑い」ながら次の手を必死で模索している)。