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[日経] 米国外為サマリー・サウジ通貨の為替予約が戦争の行方を示唆
【NQNニューヨーク=千葉茂】3日のニューヨーク外国為替市場ではドルが対主要通貨で上昇した。米英軍がバグダッドに迫り、イラク戦争が早期に終結するとの観測からドル買いが優勢となった。新規失業保険申請件数が雇用の悪化を示したが反応は鈍く、相変わらず経済指標よりも戦況が主導する相場が続いている。
米軍がバグダッドから20キロの地点にあるサダム国際空港の制圧を開始、イスラム教のシーア派指導者が協力姿勢を示したなど、米英軍優勢の報道が3日も続いた。ドルは対円で一時1ドル=119円70銭、対ユーロで1ユーロ=1.0685ドルまで上昇した。ただ市街戦やイラクの化学兵器使用の可能性もあり、上値追いには不安材料もある。
イラク戦争に市場の関心が向かう中、サウジアラビア通貨、サウジリヤルの為替先物予約取引に注目が集まっている。サウジリヤルは1ドル=3.75リヤルで固定されているが、その為替予約の相場は「中東最大の国 として中東情勢を良く反映している」(フォーリン・エクスチェンジ・アナリティクスのパートナー、デービッド・ギルモア氏)という。イラク戦争の状況を測る材料としてはスイスフランや原油先物相場などがよく使われる。ただ、原油相場はナイジェリアの民族紛争が影響したり、スイスフランの場合はスイスの景気情勢も相場を左右したりする。サウジリヤル先物予約1年物は2001年9月の対米同時テロ前は3.75リヤル超だったが、テロ後に下落。2002年秋と2003年初頭にイラク戦争の観測が高まると、3.81リヤル前後まで一段とドル高・サウジリヤル安が進んだ。その後は下げ渋っており、前日2日には3.76リヤル強と2002年8月以
来の水準まで戻した。3日は小幅安となったものの回復傾向は変わらない。
IDEAグローバルの新興市場アナリスト、サミアー・ザイード氏はサウジリヤルの回復について「イラク戦争が近隣諸国に飛び火することなく順調に進んでいる証し」と話す。一方、スポーツなどの賭けの取引を提供する「トレードスポーツ・エクスチェンジ」では「イラク大統領指導者」4月物(4月30日までにサダム・フセイン氏が大統領でなくなるとする先物取引)は3月末に41と最安値をつけた後、再び上昇基調にある。3日は70前後で推移している。
★阿修羅で、私をはじめ、皆さんで軍事素人談義を活発に楽しんでます。しかし、所詮 阿修羅に投稿している程度の、私達は素人であることに違いない。米英軍に負けて欲しいと公言する方もおりますが、中東で冷徹なビジネスをしている人間はもう少しリアルです。このサウジアラビア リヤル が上昇基調にあるということは、周辺諸国のビジネスマンは、どうもイラク攻撃の泥沼化長期化を予測していないようだ。むしろ、早期終結、戦後復興需要を期待している可能性が有る。金銭に絡んでいるので彼等の判断の方が、長期化及び、米英軍敗退論を展開している、私を含め阿修羅全体の見方より、信憑性は高いかもしれませんね? この文章を読み、激高して反論する投稿者もいるでしょうが、私たちは素人であることを謙虚に悟らなければ、世界の真実は見えません。Ddog