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(回答先: [日経] 円下落、戦勝ムードの背後に外債投資の思惑 ヘッジ外しも 投稿者 Ddog 日時 2003 年 4 月 04 日 22:23:40)
[日経] 円、一進一退続く・住友信託の東氏――戦況と米雇用統計にらむ
【NQN】東敏浩・住友信託銀行市場金融部調査役 4日の円相場は1ト゛ル=118円80銭―119円80銭の間で一進一退の動きが続きそうだ。イラク戦争では米英軍の首都バグダッド接近が伝わったが、イラク側の激しい抵抗が予想されるなどまだ波乱含みだ。日本時間の4日夜は3月の米雇用統計の発表も控えており、東京の取引時間帯では方向感が定まりにくいだろう。
米英軍がバグダッド攻略に一歩近づいたことは確かだが、首都に肉薄すればするほど化学兵器などの攻撃に遭う確率が高くなる。バグダッドへの進軍が戦争の早期終結を意味するわけではない。一方、イラクが化学兵器の使用に踏み切れば国際的な批判が強まり、米国への支持が増え
る可能性も出てくる。戦局の行方は依然として予想しにくい。3月の米雇用統計も、雇用者数が大幅に落ち込んだ2月に比べれば改善しそうだが、雇用不安が解消できる内容にもならないだろう。
チャート分析の観点からは、1ドル=118円台半ばから前半にかけて円の上値が重くなりそうだ。117円台では財務省・日銀による円売り介入も意識される。ただ120円近辺では輸出企業などからの円買い注文が控えているほか、米国だけでなく欧州でも景況感の悪化が鮮明になってい
る。ユーロやドルなど特定の通貨が円に対して一本調子に上昇する地合いにはなりそうにない。