現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産25 > 126.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: [QUICK] 外為、中値設定に向け円売り介入?――政策の手詰まり感を投影 投稿者 Ddog 日時 2003 年 4 月 01 日 00:18:28)
[QUICK] 財務省・日銀、3月も円売り介入 3カ月間の合計は2兆円超に
財務省・日銀が3月にも外国為替市場で円売り介入を実施していたことが明らかになった。日銀が31日夕公表した「当座預金増減要因と金融調節(3月実績速報)」によると、円売り介入額を反映する外国為替資金特別会計の資金余剰額が1兆1310億円になった。介入額がなかった月の余剰額がほぼゼロだったことから、1兆1000億円規模の介入があった計算になる。数値の中には2月27日、28日の分が含まれるが、介入規模の合計から判断すると3月にも複数回の介入があったとみられる。介入実施は1月以降、3カ月連続。
これまでと同様、3月も介入時点で結果を公表しない「覆面介入」方式を採用しており、介入自体には新鮮味が薄れた。しかし3月はニューヨーク市場の午後の取引が細る時間帯を狙うなど、介入効果を高める新たな手法を採用した。しかも今回1兆円規模の介入が判明したことで、介入が始まった1月から3月27日までの介入額合計は2兆3000億円超に達した。2001年9月に起きた米同時テロ事件後の3兆2000億円超に匹敵する規模で、「円高阻止」に向けた当局の強い意志が垣間見える。
とはいえ円の先高を予想する声は依然として多い。20日に始まったイラク戦争では、首都バグダッドに接近するにつれて米英軍の苦戦が伝わり始めた。開戦直後は「短期間での戦争終結」への期待がドル買いにつながったが、現時点でこうした雰囲気は急速に薄れつつある。仮に米国が勝利したとしても、戦後の米景気回復に対する不透明感もくすぶっている。日本はこれまで1日当たり1兆円を上回るような「大規模介入」策はとってこなかったが、ドルの下落圧力が強まる中で姿勢の変化を迫られる公算もある。(今 晶)