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(回答先: WSJ-イラク戦争長期化は、防衛株の買いか? 投稿者 Ddog 日時 2003 年 3 月 27 日 00:04:29)
WSJ-ウォール・ストリート・ジャーナル ハイライト
---24日の米国株式相場は急反落。イラクで米英軍による苦戦が伝えられ、フセイン大統領が国民に徹底抗戦を呼びかけたことなどから、戦争が短期間で終結するとした楽観論が後退し、大幅安となった。ダウ工業株30種平均の終値は、前週末終値比307ドル29セント(3.61%)安の8214ドル68セントと9営業日ぶりに下げ、下落率は昨年9月27日以来の大きさとなった。ナスダック総合指数は、同52.06ポイント(3.66% )安の1369.78、S&P500種指数は同31.56ポイント(3.52%)安の864.23で引けた。
---イラク戦争の影響による旅客減少で、経営が一段と厳しくなっている米航空業界向けの支援策について、ブッシュ政権は協議を続けている。こうした中、上院歳出委員会のテッド・スティーブンズ委員長は24日、航空業界の支援に傾いているとしながらも、防衛・国土安全保障向けに取りまとめる大規模な予算にそれを含めることには 慎重な姿勢を示し、航空業界が求めている迅速な支援策作りは困難であることを示唆した。予約急減に対応するため、米航空大手は相次いで減便や人員削減に乗り出しており、24日には、業界3位のデルタ航空(NYSE:DAL)も運航便を12%削減すると発表した。
---米証券大手ゴールドマン・サックス・グループ(NYSE:GS)は24日、ジョン・ソーントン社長兼最高執行責任者(COO)が7月1日付で退任すると発表した。ソーントン氏 は取締役再任を辞退し引退する。事情に詳しい筋によると、引退後は中国の清華大学教授に就任することが決まっているという。ソーントン氏は、ハンク・ポールソン最高経営責任者(CEO)の後任として最有力候補とみられていた。
---米証券取引委員会(SEC)のウィリアム・ドナルドソン委員長は24日、全米企業エコノミスト協会(NABE)の会合で講演し、ヘッジファンドをめぐる問題について、「 時間をかけて綿密に調査する」と語った。新たな規制導入を目指す可能性もあるとい う。同委員長は、ヘッジファンドが市場に「過度の影響」を及ぼしているとする主張や、個人投資家などがヘッジファンドに投資する際のリスクなどについて、「検討せずに放置しておくには重大すぎる」と述べ、5月にヘッジファンドに関する公聴会をSECが実施することを明らかにした。
---イラク戦争が始まる数週間前から、テロ保険に加入する企業が増える兆しが見られていたが、実際には大半の企業は、加入を見送っていることが業界団体の調査から明らかになった。昨年11月に施行された米連邦テロ保険法は、保険会社に対し、今年2月末までに保険契約者にテロ保険の条件を提示するよう義務付けた。しかし、保険代理店・仲介業者の団体であるカウンシル・オブ・インシュアランス・エージェンツ
アンド・ブローカーズが今月初旬に実施した調査によると、保険料が高額なこと、あるいはテロ攻撃の標的とはならないとの考え方から、多くの企業は加入しないことを選択した。
(3月25日付のWhat's Newsより)