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【AP, CNN】
http://www.cnn.com/2003/TECH/science/02/26/biotech.corn.ap/index.html
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EPA(環境保護局)はモンサント社のルート・ワーム(根食い虫)に対して対抗するように遺伝子的に設計された新しいトウモロコシの品種を認可した。(遺伝子操作とは書かず、遺伝子的に設計されたという表現が既に怪しいが)
以下概略
この根食い虫は、何らかの害虫の幼虫らしいが、これが根を食い荒らすらしい。この新しい遺伝子操作品種は自分で根から虫がいやがる殺虫剤成分を出すが、この成分は普通の土壌に存在するBacillus thuringiensisもしくはBTと呼ばれるバクテリアのタンパク質とのこと。
モンサントの広報によれば、これは広大な農地に通常の化学殺虫剤を撒くということに頼ってきたトウモロコシ農家の負担を減らすものらしい。これはちょうど今の作付けシーズンに間に合って認可され、YieldGard Rootworm corn(収穫を守るルート・ワーム・コーン)という名前で販売される。
EPA側は、このトウモロコシの殺虫成分に対して根食い虫の耐性がつかないように、作付面積の20%をバッファ・ゾーンとしてこの新種の種を蒔かないように要求した。これによって、このゾーンに逃げ込んだBTの殺虫成分に晒されていない根食い虫が晒されたものと出会うことになるが、このことが耐性を作ることを妨害して殺虫成分の効き目を長持ちさせるとのこと。・・・
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と、バッファ・ゾーンのことは本当にそうなのかよくわからないが、ともかく農家の負担を軽減することしか書いてなく、実の方を食べたら安全なのかは全くわからない。
食べる部分に毒がある言われるスターリンクなどと混って作付けられた場合にはどうなってしまうのかもわかりようもない。今年は、アメリカの広大な農地で未知の実験が行われるということは間違いないようだ。
来年にはこの新しい品種の加工品などが大量に出回ることになるだろう。