現在地 HOME > 掲示板 > 議論9 > 845.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 「宗教選択の自由」という概念のもつ巧妙な詐術 投稿者 中中 日時 2003 年 4 月 11 日 06:25:21)
キリスト教は、発祥はともかく、パウロが布教を開始して、ローマ帝国に根付かせたいきさつがありますね。
そのローマ帝国は大変な拡大志向をもっていました。
もともと侵略と植民地支配によって肥え太ってきた帝国ですからね。
キリスト教の福音の内容そのものの性格というより、それを拾って勝手に解釈したパウロ及びローマ帝国の性格として、拡大志向を持っているとは言えると思います。
なんだか、現在のキリスト教は(と言っても十字軍の昔から)イエス・キリストやヨハネやその直弟子の教えの宗教ではなく、「パウロ&ローマ帝国教」、になっちゃってる気がします。
その発想をベースとした「民主主義」や「信教の自由(宗教選択の自由?)」というわけですから、欺瞞に満ちてしまうのも当然なのでしょう。
ちなみに、純粋なキリスト教とは言えない、パウロ&ローマ帝国(キリスト)教が国教になっている国こそ、米国(信者数が多いのは植民地主義でならした英国かも・・・)なんじゃないかと思います(昔は直接のローマ帝国の末裔が多いスペイン・ポルトガルだったとも思いますが)。
ある意味、これは本来のキリスト教信者の権利も侵害しているような気がします。
実際生誕教会はネオコン米国トップ連中を名指しで出入り禁止にしましたしね。