現在地 HOME > 掲示板 > 議論9 > 795.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: Re: ワイマールモデルを妄想する:今回も戦乱の扉が開かれる 投稿者 たこ 日時 2003 年 4 月 09 日 13:28:46)
たこさん。 こんにちわ。
(米英は、ヒトラーに対する宥和政策が第二次世界大戦へ導いたとする歴史認識に依拠し、これをイラクへの非妥協的な態度の理由としていることです。「大量破壊兵器」の一部(BC兵器)は、これを禁ずる条約があります(イラクは未加入)。また、クウェート侵攻の歴史もあります。これとヒトラーを連想させる思考が、荒唐無稽とはいえません。)
こういう立場に米英が立脚していることは明らかですね。
フセインが危険な独裁者だったというのも事実でしょう。
今回は、米英の「歴史的アナロジー的主張」が的外れと思える部分を指摘したということに留まります(ご理解されているでしょうけど)。 似た部分より違う部分の方が多いですよという指摘のつもりです。 こういう指摘はあまりなされていなかったように思います。
(歴史のアナロジーは、議論の説得力を補強する上では有効ですが、それ自体の正否を論理的に追求することができません。)
うーん。 私が歴史的アナロジー手法を使うときは、見えない未来を探ろうという意図に基づいています。 議論の説得力を補強するといった意図は私にはありません(汗)。
これは複雑な現実を単純化して過去の似たケースに当てはめるだけなので、成否の「論理的追求」はたぶんできません。 これについては、「類似点が多いか、相違点が多いか」という「意匠的」アプローチしかできないと考えています(相違点が多いから不適切だといった検証は可能なはずです)。
すいませんが、これが駄目だということになると、投稿を止めるしかないというのが実情です。 しゅん。
(「戦乱の時代を開くのはアメリカ」は、私などには自明に思える結論ですが、この論証は、現実を正確に分析することによって得られます。)
私は、上の投稿で書いたようなことしか思いついていません。
たぶん不十分だろうとは思っていますが、能力の限界ですね。
たこさんの分析を書いていただけると、私も助かります(その際には、私へのレスなどではなくて、独立スレッドとして皆さんに向けてお書き下さいませ: もう書かれていたら失礼)。