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(回答先: 民主党とネオコン 投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 09 日 03:59:16)
いろいろと面白い空想を楽しませてもらっています。
そこで空想に翼を。
アメリカにおける国民操作の歴史は古いと言われますが、
確かに現在の黒人運動さえも、
この種のハンドル捌きが満載のように解釈も出来ます。
マーカス・ガーヴェイはイギリスとアメリカを行き来し、
近代的機械工業や農業の機械化の中で「不要」となり、
大量の白人新移民の流入と共に競合するようになった黒人を、
アフリカに戻そうという運動を大々的に展開しました。
マルコムXの父親は南部で黒人のアフリカ回帰運動を指揮し、
殺された事になっていますが、
数世代を亙ってアメリカの身勝手に翻弄された、
その姿には暗然とさせられます。
来るべき世界ではグローバリズムと共に、
グローバルな差別が自己批判の隔壁を壊した後の世界に広がり、
かっての江戸時代のように、あるいは19世紀の世界のように、
差別を当然として疑問を持たない状況を現出するのでしょうか。