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(回答先: イスラーム通貨構想ではなく利息取得の“罪悪”を説くことがイスラムの使命 投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 07 日 20:40:24)
アラブに関わるものとして、あっしらさんのアドバイスしっかり頭に入れます。でも、そこへ到達するまでが、まだまだあるのです。
○アラブにまともな政権がないわけ。
*シリア、レバノンあたりは、これにあてはまらないかもしれません。
アラブの首脳陣は、通常、米英の傀儡政権です。
王様がいる国では王様に権力が集中しています。そして、権力者が死ぬと、その家族のものがその地位につきます。
選挙は、行われますが、結果は、最初から決まっています。投票して、反対票など投票するものなら、その方の明日は
ありません。
言論が厳しく統制されて、秘密警察もそこらじゅうにちらばり、政府批判などご法度です。
○私の住んでいた国では、、、、、
書籍、雑誌は、発行登録の際、反政府的なこと書かない。
っと宣誓させられます。
また、近所の寄り合いでつくる自治会の会合は、役場に届出が必要でした。言論を管理するためです。
イスラムに忠実であると見せかけたグループが、観光地の外国人旅行者や、リゾートビーチの一般人を襲撃することがよくありますが、私は、政府の自作自演と見ています。これは、弾圧するのに2つの効果をもたらします。
一つは、イスラム離れをさせることです。こうしないと、イスラムの力で、死を恐れない人間が生まれる可能性が大いにあるからです。
もう一つは、反政府的考えを持っている人をおびき寄せる役目です。イスラムを語り、政府に疑問を感じると話を持ちかけられ、ほいほいっとのると、帰らぬ人です。
○帰らぬ人。
私が住んでいた国では、砂漠にあった収容所が10年以上前
ドイツ人自然写真家によって、リークされて、アムネスティが動き出すより早く、埋めてしまったという事件がありました。また、首都郊外に地下の収容施設があると考えられています。人に知られている刑務所では、何年か1度暴動や、火災が発生して、多数の死者をだします。4年ほど前の暴動は、学生デモで拘束した70ほどが、刑務所内でけんかになり、10数名残して、すべて暴動で死亡したとされています。常識に考えても、10数名のこして、どうやって、素手で、過半数以上の人が死ぬのかと不可思議です。
これらのきびしい弾圧で、団結した行動は、かなり難しいのです。
911以降は、アルカイーダとレッテルを貼れば、簡単に消せれます。
疑わしきは、即、拘束です。当然、でっち上げもあります。
私の投稿もそうですが、阿修羅の掲示板なんか、当然、粛清の対象です。
そんな硬いこと言わないで、気楽にやろうか、っと一般の
人々が、イスラムを離れ、賄賂がはびこり、犯罪があり、
結局のところ、住みにくい生活になってしまってるのです。
でも、お金でなんとでもなるので、ある日本の商社マンは、
日本のお役所は、硬くてやってられん。っと 私の住んでいた国を評価してくれてました。ただし、その2年後だか、偽造文書が、ばれたこと、日本では、報道されていましたが。
私の関わっているアラブの国は、これなので、将来はほぼ、ないです。
イラクには、申し訳ありませんが、英米軍と戦い、傀儡政権と戦い、その姿をみて、サウジアラビア、イエメン、ヨルダン、エジプトあたりで、発火してほしいものです。ただし、発火してしまった時は、対イスラエルの世界終末戦争に突入していると思います。
その戦争のあと、欧米、イスラエルから完全に独立した国家がアラブにできたとき、あっしらさんの構想が威力を発揮できるのだと思います。
こうやってイスラムの将来を考えると、イスラムは、まるで、だれかの世界制圧を助けるために彼らによって作られた宗教じゃないかと疑ってしまいます。
遠い、遠い、話です。