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(回答先: Re: 止めれるなら止めてください。 投稿者 はまち 日時 2003 年 4 月 03 日 22:59:20)
友人がこちらの投稿をメールしてくれて、こちらにたどり着きました。
周りには、「アメリカのやることには間違いがない」と言い切る人もいるくらいで、愕然としていたので、こちらに来て、ほっとしました。
>日本人モスリムの方ですら、Sinkenさんほど、真剣じゃなさそうです。
私、ムスリマですけど、真剣ですよ。
何をしていいのか、何ができるのか、わからないんです。
夫の家族の中には、シャヒードになろうとスタンバっている人もいるぐらいなのに。
ここをじっくり読んで、自分なりに見つけたいと思います。
アラブにはなにもできやしない、とエジプト人の夫は言います。
アズハルのタンタウィさんが、ジハード宣言してすぐに、
撤回しましたね
エジプト・ムバラク大統領から圧力掛けられたみたいです。
「自国防衛でせいいっぱい」とムバラクは言ってます。
夫は「もう終わりにしたい」と言います。
アメリカとイスラエルが傍若無人に振舞う世界ならば、
正しい道(つまり戦いたいということです)で死にたいと。
でも、養うべき家族も多くいて、ジレンマに苦しんでいます。
かといって、ここでアラブが参戦してしまったら、それこそアメリカとイスラエルの思う壺と言う気持ちもあるようです。
エジプト人の中には、これまでの中東戦争でアラブを代表して戦い、挙句の果てに多くの犠牲者を出したという苦い経験があるので、アラブのために命を落としたくない・・・という思いがあるようにも感じます。
湾岸諸国が嫌われるのは、湾岸戦争後、米軍を引き入れただけでなく、その前の中東戦争で、お金はだすけれど、まったく派兵せず、エジプト・シリアなどがイスラエルと戦い、得たことに対して文句つける・・という過去の経緯もあるように感じます。
故サダト大統領が苦渋の選択で、イスラエルと和平を結んだことに対して、湾岸は激怒しましたが、「じゃ、あんたたち何やってくれたの?」と。
このあたり今でも怨念に近い感情を持っているように思います。パレスチナ人に対してもエジプトは同様の感情があるように、たまに感じます。
イラク戦争がはじまってすぐ、エジプトでは日米英に対する批判が強かったみたいですが、現在では、サウジ・クウエートになっているみたいです。
この両国の今後は・・・・??