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(回答先: フランクス中央軍司令官がほどなく「解任」される“予感” − ラムズフェルド一派の「責任逃れ&戦争続行」策謀 − 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 29 日 17:14:13)
【ワシントン佐藤千矢子】ラムズフェルド米国防長官は28日、イラク戦争の長期化が必至の情勢となり、作戦見通しに「誤算があった」との批判が出ていることについて、「連合軍(米英軍)は着実な進展を遂げている。作戦計画は何ヶ月もかけて慎重に準備されたものだ」と反論した。
長官は「ここ1週間の短い間、メディアの雰囲気は24時間ごとに揺れ動いた。息もつけないほどの大量報道は混乱をもたらしている」と批判的な意見を報じるメディアにも矛先を向けた。
同席したマイヤーズ米統合参謀本部議長も「素晴らしい作戦計画だし、正しく実施されている」と強調した。
ホワイトハウスのフライシャー報道官も同日の会見で「アフガニスタンでの戦争でも『なぜ(まだ)終わらないのか』と言われた」「ブッシュ大統領は昨年10月の演説で『戦闘は困難なものになる』と言っている」と述べ、ブッシュ政権として「楽観論」を唱えたことはないと主張した。また、「ある新聞は今朝の朝刊1面で米軍が『泥沼にはまった』と書いた」と不快感をあらわにした。
だがチェイニー副大統領が開戦3日前のテレビ番組で、イラク戦争の見通しについて「比較的速くすむだろう。数ヶ月というより数週間」と語ったように、イラク戦争で短期決戦を目指していた米英軍が、イラク軍のゲリラ戦術など予想外の抵抗にてこずっているのは事実だ。
ウルフォウィッツ米国防副長官は28日の会見で、「これほど多くのイラク兵が投降を装い米兵を攻撃するとは予想していなかった」と誤算を一部認めた。同日付けの米紙ロサンゼルズ・タイムズは、他の政府当局者からも「イラクの抵抗能力、国民感情を過小評価していた」などの声が出ていると伝えている。
ラムズフェルド長官らは、政府府高官の一部からも誤算を認めるような発言も飛び出したことに、いら立ちを強めており、沈静化に懸命になっている形だ。
[毎日新聞3月29日] ( 2003-03-29-12:33 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030329k0000e030050000c.html