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(回答先: Re:本当に米英軍撤退なんて選択肢があり得ますか? 投稿者 すみちゃん 日時 2003 年 3 月 26 日 21:31:04)
すみちゃん、こんばんわ。
傲慢愚昧トリオであるチェイニー副大統領・パール委員長・ラムズフェルド国防長官を犠牲に捧げなければ、イラクからの「撤退」という判断には至らないと思っています。
同時に、“大量破壊兵器”の使用を押しとどめるためにも、彼らを早く拘束して欲しいと思っています。
>私が思いますのに、米国中枢の行動はもはや「暴力団」ないし「戦国時代的」な論理
>で動いております。
>簡単に言うと、国際暴力団が資金に詰まって新たなシノギを見つけようとあがいてい
>る状況です。
私はそのような見方をしていません。
元の書き込みでも書きましたが、彼らは、「革命家」であり、新しい秩序を確立するために破壊にいそしんでいます。
笑い話ですが、彼ら自身が、米英のイラク攻撃が国際法違反であることを承知しています。
彼らの虐殺行動を好意的に解釈してあげれば、地球規模での「平和と秩序」を確立すための過渡的なものだということになります。
>確かに輸送等の問題はありますが、米英軍の死傷者は少なく、まだ優位は動いていな
>いように思うのですが。
>この状況で、今後輸送路がおびやかされたとして、市街戦で苦戦したとして、撤退す
>るものでしょうか?
今回の戦略(戦争目的)は、占領支配を通じたイラクの「近代化」です。
戦闘の有利不利ではなく、イラク国民がそれを侵略とみなし排撃を決意したことが明白になったことで、「イラク侵略戦争」は米英側の敗北が決まったのです。
米英軍が撤退しなければ、イラク側の力によって殺されたり排撃されるだけです。
WW1でもWW2でも大規模な市街戦を戦ったことがない米英軍が、バグダッド市街戦に踏み切るかどうかはなんとも言えません。
もしも市街戦に踏み切ったときには、最高司令官が撤退を決意しなくても、戦線の指揮官や兵士が投降することで結末がつく可能性もあります。
>撤退して「面子」を失ったとき、米国への資金還流はそれこそ停止し、直ちに破産に直面するのではないか。
何度か書いていますが、世界経済支配層は寄生者ですから、英国を見限ったように、米国であっても、自分たちの利益拡大の足を引っ張ったり、新たな利益拡大にとって邪魔な存在になればちゃんと見限ります。
傲慢愚昧トリオを表に出している「革命家」は、米国自体を破産させたり解体させようとしています。
それなくしては、「世界帝国」が確立しないからです。
しかし、その過程で世界経済支配層が損をするような政策はとりませんから、投機家はそのへんをきちんと見抜けば大儲けできるはずです。