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(回答先: Re: 共産圏も「パックス・アメリカーナ」の手のひらの上 − 米国的「戦後世界」解釈からの脱却を − [Mr.Xさんへ] 投稿者 Mr. X 日時 2003 年 3 月 26 日 06:42:31)
加えて、今次のイラク戦を通じて「圧倒的な軍事力」の威力が先の湾岸戦争の時以上に明瞭になる。首都バグダッドですら大した障害もなく陥落されることを世界中が目にする。このことの及ぼすインパクトは限りなく大きい。国連決議を経た多国籍軍による攻略ならまだカモフラージュが効いたが、実質的にはアメリカ一国でこれだけのことをなせるのが明らかになれば、爾後の国際社会に現出するのはアメリカの軍事力を背景にした「パックス・アメリカーナ」以外にはあり得ない。勿論、コスト負担はアメリカ一国でなされるものではない事は前に触れた通りだ。国連が徹底的に骨抜きにされるかどうかは、安保理諸国の出方で決まる。だが、実質はまごうかたなきパックスアメリカーナだ。