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(回答先: Re: ヘリコプター・タービンと砂についての疑問 投稿者 砂漠のいたち 日時 2003 年 3 月 25 日 22:59:32)
砂漠のいたちさん、レス有難うございます。
仰るとおりのあの砂漠の暑熱と砂塵の嵐を現実に知っていたら、「どういう判断だ」と深い疑問を持つのではないでしょうか。
実は私もユーラシアのいくつかの砂漠地方とその暑熱を体験で知っており、武官であればこの時期はなんとしても避けようとしたはずだと思っております。
砂漠地方の暑さは日本やバンコク程度で知る暑さではありませんよね!乾いた灼熱の空気が大脳を揮発させるような、体を知らず乾上らせるような暑さで、それ自体が危険をはらんでいます。正常な判断力が持てなくなる状況です。
そんな中で、行動のための重装備は棺おけをかついで砂漠を歩くようなもの。エアコンが故障した車両は灼熱の棺おけそのもの。
武官はこの状況を絶対避けようとしたと思いますから、軍に関わる文官や大統領が政治レベルでの交渉や、戦略構想レベルでの見通しを誤ってしまった結果とみるのが妥当のような気がするのです。
まさにいくつもの次元で見通しを誤った(見くびっていた)可能性はあると思うのです。実感で人間や物事を理解していないのではないか・・。
機械系、電子系、人間生理に対する砂漠の影響はこれから答えが出るのでしょうが、悲惨な結果を双方に出さないためにもアメリカは自らの「敗退」と理解し、早期撤退を決めて欲しい。