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(回答先: 【イラク侵略戦争のゆくえ】 南部地域の点も面も抑えられないままのバグダッド攻略は失敗する − 「反乱」は米英侵略側:1・イラク側:ゼロ − 投稿者 あっしら 日時 2003 年 3 月 24 日 17:23:06)
正面の敵は放っておき側面からぐいぐい押しまくる。ソ連軍が第二次大戦中に多用した、戦車部隊による縦深攻撃そのままの戦術ですが、これも最終目的地であるバグダットの占領かサダム・フセインの追放(又は殺害)に成功しなければ、アメリカの敗北で終るでしょう。
アメリカ軍の中心はやはり、バグダット攻略部隊です。彼等の弱点は、クエートから600キロ離れた内陸部で戦っていることです。ですからおそらく、バグダットに近い都市カルバラの南西に補給基地を設営するでしょう。
そこをどうやって守るか。
当然フセイン大統領は砂漠戦に慣れた精鋭部隊(フェダイーン・サダム?)を派遣してバグダット方略部隊を背後から襲わせるでしょうし、アメリカ軍もヨルダン国境付近にいた特殊部隊を東に進めて、イラク軍を警戒・待ち伏せしているはずです。
戦闘の焦点はその辺ではないでしょうか。
もっとも、砂嵐が始まる4月中旬までにカタが付かなければ、時間切れでアメリカの負けですが。
・・・他人事のように人殺しの算段を考えている自分も、けっこう卑しい人間だと思う。