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アングロサクソン、特にアメリカ人というものを本の上でしか知らない人に申しあげます。
特にアメリカ人は「力」というものを信仰し、「力」を持つ者に対して、怖れと敬意を、つまり畏敬の念を持つのです。
(ちなみに米国大企業では上司は絶対的であり、部下が異論を唱える事、議論を吹っかける事等できません。即刻クビもありえます。非常にかつ伶俐に権力的、独裁的な組織構造です。権力的・独裁的体質、指導者が一元的に決定し、他の者にその決定を強制する、というのはアングロサクソンの指導層において濃厚な伝統的なものといえます。)
力というのは、独立性のある言論の事も含まれます。上司部下の関係がない場合、アメリカでは、10言ってきたら10言い返さないと、あるいは13ほど言い返さないと問題が打開できないのです。相手が馬鹿にしてかかってきて、それっきりです。大人しくしていれば、敬意をもってくれないのです。
小泉山崎自民党を見ていて分かるとおり、日本は米国に対して独立した言論を米国にぶつけていません。この意味で力を見せていない、日本の指導層は、アングロサクソン指導層からは、「畏敬」「敬意」を全く払われていません。今回のイラク侵略戦争に対して、ハッキリとNO!をいっている中国は、アメリカ当局から畏れの念、畏敬の念を払われています。米国指導層は、やはりさすがは大国である、と一目を置いているずです。
日本指導層は米英の指導層から「歯牙」にすらかけられていません。表向きの感謝の言葉とは裏腹に、心の底から、馬鹿にし切っているはずです。侵略戦争開始につき日本ヘの通告のし方がそれを如実にあらわしています。もっというと、米国指導者の日本への対処方法は、「意図的に軽くあしらう」という方法をとっています。意図的に軽くあしらくことで、日本の指導層は、自分を重視してほしい、と米国に一層貢献を表明する行動に出るという心理・行動回路が日本にある事を彼らは見抜いています。湾岸戦争で戦費を莫大に提供した日本が、湾岸戦争支持する諸国に対しての謝意の表明広告の中から、あえて日本がリストされなかったのは、当然ですが偶然ではないのです。次回、必ず、一層貢献させるための心理作戦なのです。日本は財政赤字でつぶれかかっているにもかかわらず、アフガン戦争復興費用として日本が膨大な費用を負担することをしたのは、その心理作戦にまんまとはまったにすぎません。開戦通告の扱い格差を含め、今後随所に、この戦略で日本を意図的に当たる振る舞いを見せてきます。それは、イラク侵略戦争の処理費用(要するに実際は戦費の事なのですが)を日本からがっぽり収奪することを狙っています。
アングロサクソン、アメリカの指導層には日本に対してこれっぽっちも畏れ念、畏敬の念をもっていません。根本から馬鹿にされており、自動現金引き出し機ATMマシンでしかありません。
小泉、変態山崎その他自民党の首脳は米英での生活経験・労働経験がありませんからアングロサクソンが、実際どんな人たちなのか、感覚的に全くわかっていないはずです。駆け引きのし方がわかっていません(中国は伝統的に、ウソとウソの応酬のゲームで王朝展開してきており、米国経験がなくても、米国と同様のゲームが展開できます)。
今回開戦の日本への知らせを大統領でも、国務省(外務省)長官でもなくあえて、国務省の次官であるアーミテージにさせましたが(しかもタイミングを遅らせて)これで、小泉と山崎周辺は小パニックに陥ったはずです。こんなに小間使いしてまで米国に貢献しているのに、こんな軽軽の扱いはなんだ!どういう事だ!頭に来る!こう思ったはずです。ところが、これこそが、米当局の狙った心理効果なのです。日本はもっと尾っぽを振って、米国さんボクを軽く扱うのやめて下さい、今後もっと貢ぎますから、とこういう態度に誘導しているわけです。小泉、山崎、中曽根らの憤まんやる方ない表情がありありと浮かんできますが、これが、日本人指導者の心理を知り抜いた対日戦略の基本をアーミテージなどが巧みに使っています(ハーバード大学の日本学、ライシャワー、ボーゲルなど流れが日本を研究し尽くし、非常に戦略的な心理作戦を彼らが政府へ提供していますからね)。米国から日本に対しておきている事はささいなことにみえても、日本対処班(Japan Handlers)によって、精密に計算されてアクションが引き起こされています。ただ日本側はそれをしらないだけ、なのです。
米英の背後の指導者は日本を収奪の対象としか見ていません。小泉等が、アメリカは日本に友情をささげてくれている、日本としても、その友情に答える必要があるなどと本気で思っているなら、国家指導者として、アングロアメリカに対する理解が根本から欠如している、といわざるを得ません。巨大な帝国とやり取りする上で、一般の小市民の理解力と知識しかもっていないということで、実は日本の国家危機の源泉は、このような無知な人間がトップにいる、ということなのです。日本は軍事力を高めよ、憲法第9条を改正せよ、有事法を作れ、そうでなければ日本は守れないなどと叫ぶ愚か者が実に多いですが、そんな次元の問題ではないのですよ。遠く及ばない。本末転倒なのです。戦力を上げたところで、指導者が米英がなんたるか、まったく知識もない、彼らとの駆け引き経験のない、無垢で無知、確かな経験的知識に基づく気魂もない、そんな人物たちが国家の指導的位地にある事が、日本の国家としての究極的な危機なのですよ。
いいですか、ブッシュ、チエイニー、パール、ウォルフォビッツ、パウエル、ライス(C・F・Rの創設者ブレジンスキー教授の一番弟子)と表にでている人間、その背後の仲間たちネットワークは、アメリカ国民を、世界を、だましにだましてきている、騙す事が本質的に習い性になっている100戦錬磨、1億戦錬磨の連中なんですよ。彼らとゲームを展開していくのは、余程のことなんです。そんじょそこらのことではないんですよ。政経利益の実現のためアメリカ国民を数千人単位で血祭りに上げ、その責任を誰か他に擦り付け、難くせの機会として利用するぐらい、なんとも思っていない、血も涙もない、伶俐でドス黒さ極致のような連中が背後に鎮座していますからね。
小泉山崎中曽根など日本の指導者に位置する人たちが、アングロサクソン、米国の実際の権力機構、などについて、余りにナイーブ、無知であること、それこそが、日本の国家危機の本質なのです。裏権力かれみれば、こうした日本の無知な指導者は赤子(あかちゃん)そのものなのです。高したにほんの指導者は、アメリカの権力実態について、この阿修羅参加者読者ほどにも知識を持っていない事は絶対に確実です。
二言目には「日本の国益」を守るには、アメリカに無条件に着いていく事がベストなどと主張する人にいいたいのですが、アメリカの指導者からは、一層日本は弱者の国(畏敬の念、敬意の念に値しない国)と認定され、より徹底した収奪の対象になるという悪循環に入っていく事を知ってください。国益国益というのなら、それこそ国益をどんどん失う方向の選択をしているのです。
また、いくらハード面(軍事)を強化しようとも、ソフト面(アングロサクソン権力エリートについての表裏の知識)がなければ、まったくカネをどぶに棄てるほど無力で無意味なのです。
アングロサクソン(ワスプ)指導層、イスラエル、中国人(伝統的首脳部)の徹底した腹黒さ等について、知識ゼロ、駆け引き経験ゼロの人間(受験エリートの官僚含む)が、国家指導の位地に入っていることこそ、日本の国家的危機源泉なのです。皮肉なことに、敵は外にではなく、内にあるのです。
それにしても小泉山崎ふくめ自民党公明党の指導層は、「指導者としては」、悪いですが馬鹿のような顔をしていますね。(村に帰ればいいおじさん、善人かもしれませんが。)日本人のよく勉強されている人々ほどにも知識見識はないと思います。官僚もまったく無知で馬鹿顔をしています。
日本の指導者は、阿修羅を覗く事を習慣にしてほしいですね。せめて阿修羅レベルには達してくださいよ!
*あっしらさんのような人物が国家指導層あるいはその知恵袋の位地にある事が本当に望ましいのですが。この人を阿修羅においておくのは、あまりに勿体なく、これこそ国家的損失なんですよ。この悔しさみなさん分かってもらえます?私腹が立つやら悲しいやら、世の中間違ってますよ。他の投稿者の中でも非常に高度で健全な見識を披露されているかたも見え、いつも関心しきりです。なんとか、こうした人々を日本の指導的なレベルあるいは、その周辺にでも送りだしたい希望があるのですがねえ。