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(回答先: Re: TVドラマ「おしん」を観て思ったこと。 投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 3 月 19 日 23:38:03)
マルハナバチさま、
> ぷち熟女さんが、「>墓穴を掘るようなものであろうに、
> 何故ああいった発言をするのでせうか。」と仰っていまし
> たが、
> 私は特高の拷問に抗してひるまず特高をいきりたたせて亡
> くなったらしい小林多喜二の事を思い出しました。
> 逃げ場所も無く追い詰められた人間にできる事は、たとえ
> 死ぬとしても最後まで屈しない事しかないのではないかと
> 思いました。
なるほど・・・私の解釈はいぢわるでございましたねえ。
ただイラクの外相は公人だから、もっと冷静に言葉を選ぶだろうと思ってたんですけれど・・・
おっしゃる「双極の非人間化」という観念、よくわかる気がします。
ちょっとお話が脇にそれますが:
知り合いに日本アムウェイの平ディストリビューターやってる方がいまして、
一度、日本の最上層ディストリビューターの中島薫氏とやらが、
彼らの内輪のコンファレンスで、アメリカの本社首脳に
『何でもプレゼントしますから、このデパートで欲しいものは
何でも持ち帰っていいですよ』と言われ
何でも、そのデパートが空っぽになるくらいの物をコンテナで日本に持ち帰った、という話をしたらしいです。
ビジネスをやる方々を鼓舞するためとは言っても
そんな恥ずかしい話をよくするなーと思ったのですが、
そういう話を聞いて本当にヤル気を出す人が、日本には多いんですってね。
欧州で彼らと同業の人に会ったこともありますが、
話を聞いてみると、日本よりずっとマトモなんだろうな、という気が致しました。
寒くなりますわ。一体なんでこんなになっちゃったんでしょう、日本は。
アメリカのアムウェイも、何やら確信犯的なヴィジョンをもって
世界攻略しているのでございましょうか。
あのようなゴールを描いて、そのためだけに人が生きるなんて、
なんという味気なさでございましょう。
正直に懸命に働く人々を見るとき、彼らの仕事が何であっても
私は別に偏見は持ちませんが、
あの所有欲、消費欲をビジネスの原動力に、と煽る教育の行方は、と思うと
暗澹たる気持ちになるのでございます。
一人ひとりがご自分なり価値観を保ってやっていっていただきたいものです。
ではまた、ごきげんよう。