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(回答先: イラク外相の真意を測りかねるコメント 投稿者 ぷち熟女 日時 2003 年 3 月 19 日 17:56:29)
ぷち熟女さん、こんにちわ。
>『もはや世界中どこにも、アメリカ人にとって安全な場所はなくなる』
>という主旨の発言を(フセインも同様の発言をしたでしょうか)
>イラク外相はしておりますが、
>なぜわざわざ『テロ攻撃を行うつもりがある』と受け取られかねないような発言をするのか
>測りかねております。
>墓穴を掘るようなものであろうに、何故ああいった発言をするのでせうか。
>アメリカが彼らの仕業に見せかけた悪事を働くのを奨励するようなものではございませんか?
イラク外相やフセイン大統領が発言した内容は、「世界中どこであれ、陸・空・海がある限り、戦いが起きる」(趣旨)であり、それは、『もはや世界中どこにも、アメリカ人にとって安全な場所はなくなる』という意味に解釈できるものです。
それを『テロ攻撃を行うつもりがある』と解釈しているのは日本の主要メディアです。
イラク当局の発言目的は、正義は我々の側にあり、悪を働く米国への戦いは世界中で起きるということで士気の鼓舞をはかったものです。(戦争ではよく使われるプロパガンダです)
私は、米英軍がイラクに侵攻してイラク市民に犠牲を出す攻撃を行ったならば、イラク政府が世界中でアメリカ市民を標的にした戦い(テロ)を敢行しても非難はしません。
国家として当然の反撃だからです。
>シラクも開戦が現実的となるや、これまでは一度もしなかった種の警告
>(イラクが化学兵器を使用するようなことがあれば考え方を変える、というもの)
>を発し始めました。
>実際に彼らに化学兵器を売ってしまっていて、
>使われるとそれがバレて困るからそう言うのでしょうか
>開戦が確実になったからには、もはや自分たちの介入の口実が欲しいだけなのでしょうか?
国際的に孤立化している米英が欲しいのは、開戦後であっても、「やっぱりイラクは大量破壊兵器を保有していた。しかも、実戦で使用した」という“事実”です。
この“事実”がメディアを通じて世界に流れれば、国際世論が大きく変わる可能性もあります。
不正義の戦争が正義の戦争に変わるのです。
自己を正当化するためには嘘をつくことも謀略に励むこともへっちゃらな米英は、圧倒的に勝っている軍事条件を利用して、フセイン政権が大量破壊兵器を使ったという“事実”をでっち上げることを計画しているはずです。
(米英は、化学兵器や生物兵器を保有していますから、でっち上げができる条件を持っています)
“もの忘れ”がひどい人も結構いるようですから、そのようなプロパガンダが行われると、イラク攻撃が始まったいきさつを忘れ、米英が正義の戦士のように見える人が増加する可能性もあります。
>結局こういった戦争は、彼らにもいくらかは分け前があるから起こってしまうのではないのか、
>という疑心暗鬼まで喚起されるような、不可解で薄気味悪い物言いをする人々でございます。
「彼ら」がどの人たちを指すのかちょっと不明ですが、“分け前”のない戦争に参加しない国家や支配者はいません。
フセイン大統領のことを米英の“お仲間”だと思っています。
(ナチスドイツのヒトラー一派と同じです。フセイン大統領が自殺していたとか殺されたという報道が流れても、ヒトラーの自殺説と同じように信じないつもりです)
イラク国民の犠牲や経済的災厄は、売国奴フセイン大統領を今の今まで最高権力者の地位に置き続けたイラク国民自身の責任でもあると思っています。
フセイン大統領やヒトラー一派よりも悪辣なのは、米英の政治支配層であり、それらを自己の強欲を満たすために利用している世界経済支配層(国際金融家)だと考えています。