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(回答先: フセイン政権崩壊直前に処刑?政治犯百人の遺体発見 [読売新聞]【本当なら指揮命令系統が維持され将来の安全が保証されていた証】 投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 22 日 21:10:22)
近郊の刑務所
【バグダッド=松尾理也】イラク最大の政治犯刑務所として悪名をはせたバグダッド近郊のアブグレイブ刑務所構内で、今月九日のバグダッド陥落直後、数百の遺体が散乱しているのを、当局に逮捕され行方不明になった親族を捜す市民が発見した。フセイン政権が崩壊直前に政治犯を集団処刑した可能性が強まっている。
二十二日、刑務所の中庭には市民が多数集まり、地面を掘り返して処刑後埋められた可能性がある自分たちの親族を捜していた。現場の人たちの証言によると、同刑務所には九日に人々が押し寄せたが、構内に数百の遺体が散乱していたという。アッバスさん(二八)は、開戦後の三月二十三日に逮捕されたいとこを捜していた。行方不明になっていた数人の友人は発見したが、いとこの遺体はまだ見つかっていない。同刑務所内には、ロープがぶら下がったままの絞首台や独房もあった。アブグレイブ刑務所はバグダッド西方約三十キロにあり、フセイン政権の恐怖政治の象徴的な存在だったが、市民が目撃した多数の散乱した死体からみても、あわてて多数の囚人を処刑した可能性は強い。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/23int003.htm