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(回答先: 「イラク侵略戦争」で見えた米国民の健全さと限界 − 疑問は奴隷さんの言葉が参考になります − 投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 21 日 22:01:32)
攻撃的好戦性は、遊牧系民族や近代主義国家に共通する特性だと思っています。
(農耕系民族は生活基盤を維持するために手間がかかるので、防御的構えになります)
南北アメリカに対する収奪と虐殺、そして、アフリカから商品を狩り出した奴隷貿易は、他とは比較にならないとてつもない歴史的暴虐です。
ロシアが「タタールのくびき」と呼び、中東の人たちも歴史的暴虐と語り継いでいるモンゴルの暴力的蹂躙も、南北アメリカに対する暴虐に比較すれば、やさしいものになります。(ロシアも中東も、今なおきちんと共同体と歴史を継承して存在しています)
しかし、私はどちらかと言うと、バイカル湖から西洋史を語るのも大事かと思う。スキタイから米軍まで。遊牧民スキタイ、フン、アバール、マジャール、トルコ、ハザール、ウイグル、キルギス、ナイマン、モンゴル、カルムイク、ジュンガル、米英の各文化、行動様式、戦闘体制、思想まで。それは西洋史になるのか東洋史になるのか分からないが。