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(回答先: ロシアとシリアは「合作戦争劇」の“物証”を保有している可能性 − フセイン一派はティクリートに半ば公然といるような気が... − 投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 16 日 04:36:35)
【ワシントン=大内佐紀】米政府当局者は15日、パレスチナ解放戦線(PLF)の指導者だったムハマド・アッバス氏の身柄をバグダッド近郊で拘束したことを明らかにした。アブ・アッバスとも呼ばれる同氏は、1985年10月に地中海で起きたイタリア客船アキレ・ラウロ号乗っ取り事件の黒幕とされる。同事件では、ユダヤ系米国人乗客1人が乗っ取り犯に殺害された。
NBCテレビによると、イラクに潜んでいたアッバス氏は、フセイン政権が崩壊したためシリアに逃走しようとしたが、米軍の検問所で追い返されたため、携帯電話で知人に接触した。これを傍受した米特殊部隊が14日夜、バグダッド近郊で同氏を拘束した。
PLFは、イスラエルの生存権を否定してパレスチナ国家の建設を目指す親イラク系組織。米政府は、フセイン政権と国際テロリストのつながりを絶つことを今回の武力行使の目的の一つに挙げている。
(2003/4/16/12:07 読売新聞 無断転載禁止)
★ この記事では、「米軍の検問所で追い返されたため」となっているが、米軍の検問所で拘束されたというのならわかるが、「追い返された」では合理性を欠く説明である。
今日(4・16)昼に放送された「CNNニュース」は、シリア当局に受け入れを拒否されたため、バグダッド北方に戻ったと報じていた。
この記事と「CNNニュース」の報道内容をここに投稿した目的は、パレスチナの大義を擁護しているシリア政府であれば、アッバス氏を受け入れる大義名分は掲げられるのにそれをしなかったことから、犬猿の仲であるフセイン政権中枢メンバーをシリアに迎え入れることはないということを補強するためである。