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(回答先: 反「反原発」です 投稿者 Ddog 日時 2003 年 5 月 27 日 01:53:48)
来年にはNECから燃料電池駆動のパソコンが発売される予定。
最近まで、電源開発予算の90%(4千5百億円)近くを原子力関係につぎ込んでこなければ、こういう技術はもっとはやく世の中に出ていたと考えざるをえない。
ドイツでは3年前に既にシュレイダー首相が、「ドイツの燃料電池技術が世界を変える」と言ったが、こういう素養こそ今の世の中に必要な指導者の資格であるとさえ思う。
ちなみに、ドイツは高レベル放射性廃棄物を、地中深く、岩塩に埋めて閉じ込めるという当初の予定を断念している。何かあったときに、人間がアクセスをして何かを施す余地を残しておかないと危険であるという結論から。
今、原発否定派も容認派も、真剣に問題にしているのは、この高レベル放射性廃棄物の、ほとんど永遠と言ってよい時間にわたる(2万年という月日を人間は予想できるだろうか)管理技術について。
Ddogさんのようなその点についての認識が浅い人は、容認派のなかにもほとんどいないはず。
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松下、家庭用燃料電池コージェネレーションシステムを2004年度に商用化へ
2003/5/27 MYCOM WEB
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/05/27/25.html
家庭用燃料電池コージェネレーションシステム
松下電器産業は、新たに、家庭用燃料電池コージェネレーションシステムを開発した。発電効率は35%で、静音性能を向上させている。2004年度に市場に投入する意向で、6月1日から、同社内の研究施設「くらし研究所 LivLa」で、商品化に向けて、最終的なフィールド実験を開始する予定だ。
コージェネレーションシステムは、発電する際に発生する排熱も給湯や暖房などに利用できるエネルギー供給システムだ。燃料電池は、水素と酸素を化学的に反応させることによって、電気を発生させる発電装置で、燃料を熱や動力に変えるという段階を経ないで、直接電気エネルギーに変換できるため、効率が高い。
システム構成図
今回のシステムに使用する燃料電池は「固体高分子形」という形式で、都市ガス、LPガスなどを原料とする。発電出力は1KW、総合効率は82%で、商品化時点での目標発電効率は35%、エアコン室外機並みの静音性能(44dB)を実現しているという。
フィールド実験では、季節変動や家族構成などによって変わる生活パターンにあわせた最適な制御方法、経済的なシステム運用を検証するほか、燃料電池コージェネレーションシステムを使った新しい生活様式を考える。
燃料電池でリブレットが動く - 50ccで約5時間、100ccで約10時間利用可能
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2003/03/05/18.html
【レビュー】燃料電池の仕組みを知る教材「HyRunner」で、IT機器の将来が見える(1)
http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/07/31/08.html
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