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(回答先: 「子供育てやすい社会でない」が76%…読売世論調査 投稿者 小耳 日時 2003 年 5 月 29 日 09:58:58)
夫婦が予定している子供の数は平均2・13人と過去最低を記録し、結婚4年以下の新婚夫婦では1・99人と初めて2人を下回ったことが、厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所が28日まとめた「結婚と出産に関する全国調査」でわかった。
理想の子供数は平均2・56人で、1997年の前回調査(2・53人)とほぼ横ばいだった。これに対し、実際に産むつもりの子供数は平均2・13人で、1940年の調査開始以来過去最低となり、理想と現実の差が広がっている。
結婚期間別に見ると、産むつもりの子供数は結婚4年以下が1・99人(前回 2・12人)、結婚5―9年は2・07人(同2・12人)、10―14年は2・10人(同2・18人)で、いずれも前回より減少した。
平均初婚年齢は男性28・5歳(前回28・4歳)、女性26・8歳(同26・1歳)で、調査を重ねるごとに高くなっており、特に女性の晩婚化が急ピッチに進んでいる。平均交際期間も前回の3・4年から3・6年に伸びた。
また、「不妊を心配したことがある」は全体の26%にのぼり、実際に不妊に関する検査や治療を受けたことがある夫婦は全体の13%、子供のいない夫婦では4組に1組だった。
調査は昨年6月、6949組の初婚の夫婦(50歳未満)を対象に、妻へのアンケート形式で実施した。
(2003/5/28/20:47 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20030528i112.htm