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(回答先: Re: 真の権力者は、イデオロギー操作の重要性を熟知している。 投稿者 jジャック・どんどん 日時 2003 年 5 月 09 日 23:15:43)
あっしらさん、『ワーモンガー』の説明、ありがとうございました。オルダス・ハックスリーの文章を読んだのは、学生時代で、今から20年も前のことでしたが、そのときは、まるでSFみたいな、『そんなアホナ!』という感想で、当時は『福祉専制』の意味がよくわかっていなかったようです。たしか、オルダス・ハックスリー『すばらしい新世界』の序文だったと思います。
一世紀前にG・K・チェスタトンは、同じようなことばで、自分たちの前にある選択について、次のように表現しました。 『われわれは、自由に戻るか、奴隷へ進むかどちらかだ。イングランドには、まだ自由な人間がいるが、確かに、彼には三世紀にわたってぐるぐるに巻かれた絆を解くのが、ものすごい冒険だということがわかるであろう。その絆を解こうとすると、危険で苦しい、そして胸が張り裂けるような厄介にまきこまれると考えるのは間違っていない。しかし、また、もうひとつの道を想像してみるのも、賢明なことだ。それは、首をしめつけられる道なのだから。』