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(回答先: 拉致問題 国連人権委への回答書 外務省、警察庁と協議せず [産経新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 22 日 23:04:04)
拉致問題「北」刺激考慮か
拉致問題をめぐり、外務省が独断で国連人権委員会の強制的失踪(しっそう)作業部会に簡素な回答書を提出していた問題は二十一日、政府が追加回答書を提出することで落ち着いたが、政府・与党内には「外務省が日朝交渉再開の糸口をつかむため、北朝鮮を刺激しないようにしたのではないか」といった疑いの声も上がるなど従来、拉致問題への取り組みに消極的と批判されてきた外務省の姿勢が浮き彫りとなった。
「なぜ、このような回答書が日本政府名で勝手に提出されていたのか説明してほしい」
二十一日午前、安倍晋三官房副長官は平松賢司外務省北東アジア課長にこう問いただした。平松氏は「人権委の作業部会は調整機関で情報は最低限で」「申し立てを行ったのは家族会なので、政府が目立っては…」などと釈明したが、最後には「事務的な瑕疵(かし)」があったことを認めてわびた。また、被害者の家族や支援者らは同日午前、政府支援室を訪れ、回答書の内容を「抽象的で短すぎる」と批判するとともに、具体的な情報を盛り込んだ回答を再提出するよう要請した。
外務省が独断で提出した回答書は「拉致問題は解決済み」と強弁した北朝鮮の文書の一割に満たない分量。しかも、有本恵子さんの拉致に関する英政府の回答書の方が充実していただけに、超党派の拉致議連からは「外務省の秘密主義は昔からだが、報告を怠ったなどの『事務的なミス』で済ませてよいのか」と非難の声が相次いだ。
竹内行夫外務事務次官が同日夜の会見で「十分に検討がなく、とりまとめられたことについては至らぬところがあった」と陳謝。再提出の方針が表明されたが、家族会や救う会では「今回の追加回答により、北朝鮮の主張がいかに虚偽に満ちたものであり、かつ被害者の人権を踏みにじるものであるかが明らかになる」と評価した。
http://www.sankei.co.jp/news/morning/22pol001.htm