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(回答先: 国立慰霊墓地への賛成と、ひとつの質問です 投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 4 月 06 日 01:31:05)
>靖国神社の由来の中で、アラブの自爆テロ、自爆攻撃の起源は、あのロッド空港事件の日本人達であり、昔からのアラブには無かった行為だというように解されるのですが、そう理解して宜しいのでしょうか。
《たぶん》特攻隊が世界史上の最初の自殺攻撃だったのだと思います。不在証明は不可能ですので、《たぶん》です。
それらしいことが書いてあるサイトを見つけました。「日本を含めて世界の戦史に今までその実例がなかった」とのことです。
http://www1.odn.ne.jp/tobu7757/J_wsd/column/j-002.htm
>日本戦史研究コラムbO02(2002.08.15)
>『神風特別攻撃隊』
……
>では何故日本を含めて世界の戦史に今までその実例がなかったのかと言えば、そこに至る以前に降伏(あるいは革命などによる国家の瓦解)してしまうからだと言われています。
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>自己犠牲的に命を差し出して、家族、同胞の無事や宗教的彼岸を贖うといった意志の実現は、その実行が稀ではあるけれど、世界に普遍的なのではないかと思うからなのです。
A.これだと生贄みたいな表現になっていますね。
マヤ・インカの本を読んでいたら、生贄になるのは神になることなので、指名された者は嫌がらなかった、というようなことが書いてありました。
招魂教もこれに似ているのかもしれません。戦闘で死ねば、続く者たちに神として招かれるという構造だからです。「靖国神社の桜(並木)の下で会おう」となるらしいです。
* どういう条件で神になれるかが異なります。
B.ほかに、いわゆる決死隊というようなものは歴史上頻繁に現われるのではないかと思います。決死隊も「自己犠牲的に命を差し出して……同胞の無事……贖う」行為です。
ただ、その場合でも、攻撃対象はあくまでも敵であって、敵によって殺されることを覚悟すると言うことでしょう。これ自体は兵士一般の覚悟と同じです。
自分に引き金を引くことによって敵を殺すというのとはちょっと違うようです。
C.あと、戦闘中に異常な心理状態になって爆弾を持ったまま敵に突っ込んでしまう、というような場合もあったでしょう。
特攻が異常か正常かについては線引きが難しい側面もあるようです。特攻の特徴は「ほぼ正気を保って」自殺攻撃を行うことができた点です。
http://www1.odn.ne.jp/tobu7757/J_wsd/column/j-002.htm
>とは言え、特攻出撃して散華した特攻隊員は、ほぼ正気を保っていたという事になります。
>これも絶対とは言えません。極限状態におかれた人間が、少なからず精神状態に異常を来すことはありました。
>しかし、自ら進んで赴いた人間は、かなりの数に登りました。
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>アラブには無かったのかなと思っています。もし、日本の特攻が起源だという事であれば、複雑な気持ちです。
そういえば、戦争版で次のような話題も出ていましたね。
http://www.asyura.com/0304/war30/msg/681.html
>仏紙LeMondeはカミカゼという言葉を「自爆テロ」、もしくは「自爆攻撃」、「挺身抵抗」、「殉教」という意味で使う傾向が大い にあるようです。過去私も同様の表現をイスラエル・パレスチナ関係の記事で多数見かけました。