現在地 HOME > 掲示板 > Ψ空耳の丘Ψ25 > 370.html ★阿修羅♪ |
|
【ワシントン佐藤千矢子】「死傷者が出るのはすべてサダム・フセインのせい」――。米国防総省のクラーク報道官は26日の会見で、イラクの首都バグダッドの住宅街の市場に、米英軍のものと見られるミサイル2基が着弾し、一般市民約45人が死傷したことについて、こんな「珍妙」な理屈で反論した。
硬派の女性報道官として知られるクラーク氏は、記者団から何度も「誤爆では」との質問を受けると、会見の最後に「この作戦の目的は、民間人の犠牲を最小限にとどめながらイラクの政権を終焉させることだ。我々は犠牲者を減らすため異例なまでの努力をしており、死傷者が出たとしてもすべてはサダム・フセインの政策の結果だ」と語気を強めて反論し、会見場を後にした。
イラク南部の激戦で米兵に死者・捕虜・行方不明者が相次いでいることから、米国ではこのところ作戦への批判が高まっている。加えて「誤爆問題」が起きたことで、報道官の胸中は穏やかではないようだ。
[毎日新聞3月27日] ( 2003-03-27-12:31 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030327k0000e030077000c.html