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米英軍はイラク時間で25日から26日にかけ、イラク全土を空爆し、特に北部の要衝モスルに、過去最大級の空爆を行い、北部戦線構築に着手した。また米軍は、クウェートから北上する地上軍増強として、米本土などから陸軍第4歩兵師団など3万人を新たに湾岸に派遣することを明らかにした。
米英軍は26日も続いた砂嵐で進軍の速度が落ちているが、イラク側は共和国防衛隊が南進し、米英軍を迎え撃つ動きを見せている。
◆イラク防衛隊車両千台が南進の動き◆
【アッサイリヤ米軍基地(カタール)=加藤賢治】米英軍の空爆は、25日から26日にかけて、バグダッドのほか、北部モスル、クルド人自治区の主要都市チャムチャマルなどにも、イラク人部隊を主標的に行われた。北部への空爆強化は、米英軍が北部戦線構築に着手したもので、南部からバグダッドを2方向で挟撃するのに加え、北部でフセイン政権中枢の退路を断つ戦略だ。米軍はすでに、クルド人自治区に特殊部隊を潜伏させている。
イラク国内では、26日も強い砂嵐が吹き荒れ、バグダッドの視界は悪かった。米英軍側では砂嵐で出撃を見合わせた部隊もある。その一方でAP通信は、米軍筋の話として、イラク共和国防衛隊の車両約1000台が、25日に激戦があったナシリヤに向け南進していると伝えた。ロイター通信は26日、米陸軍第4歩兵師団が数日中に、イラク戦線に向けて米テキサス州の基地を出発すると伝えた。このほかにも増強部隊が派遣される模様で、追加兵力は3万人近くになる。
米中央軍によると、ナジャフ、ナシリヤ、バスラのイラク南部の要衝3か所で、26日も米英軍の地上部隊とイラク軍の間で戦闘が続いた。
(2003/3/27/03:21 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030327i101.htm