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【エルサレム海保真人】
パレスチナ解放機構(PLO)反主流派のパレスチナ解放人民戦線(PFLP)は2日、PLO執行委員会から一時的に脱退することを表明した。サアダト議長がパレスチナ自治政府の治安当局に先月15日以来、逮捕されていることに対する抗議で、釈放されれば再加入するという。
サアダト議長は昨年10月に起きたイスラエルのゼエビ観光相暗殺事件に絡み、イスラエル側から「黒幕」と指摘され、アラファト自治政府議長の指示で逮捕されていた。
PLO執行委はパレスチナの主流派、反主流派の各組織が加わる政策決定機関で、PFLPは主流派ファタハに次いで2番目の組織。PFLPは93年にも当時のオスロ合意(パレスチナ暫定自治合意)に反対し脱退、99年に戻った経緯がある。