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『パンナム機爆破テロ事件』:第1審で有罪の犯人は第2審で無罪か [BBCニュース]

投稿者 あっしら 日時 2002 年 1 月 30 日 18:02:52:

ちょっと古くなるが、1・24午前にNHK衛星1で放送された「BBCニュース」は、現在オランダで開かれている『パンナム機爆破テロ事件』に関するスコットランド特別法廷の状況を報じた。

[参考:パンナム機爆破事件]

 1988年12月21日スコットランド・ロッカビー村の上空で発生し、乗客乗員259人と住民11人が死亡した。英米当局は91年11月2人のリビア情報機関員の関与と断定した。同月、スコットランド検察当局が殺人謀議などで告発し、英米政府はリビア政府に容疑者の引き渡しを要求した。
 容疑者の引き渡しはリビアの抵抗にあったが99年に実現。2000年5月に、スコットランドの法律を適用する裁判がオランダで始まり、2001年1月、主犯格の1人が終身刑に、もう1人が無罪となった。
 主犯格であるアブデル・バセト・アルメグラヒ被告は控訴し、裁判が継続中。


[報道された法廷の状況]

● アルメグラヒ被告が第1審で有罪になった証拠

  1)マルタの洋品店の主人の証言

     その洋品店で主人がアルメグラヒ被告に売った洋服で爆弾がくるまれていた

  2)マルタの空港で時限爆弾入りスーツケースが航空機に積み込まれたこと

● 第2審の状況

  1)マルタの洋品店の主人の証言

     この証言が虚偽であった可能性が強くなった。

  2)時限爆弾入りスーツケースはマルタではなくロンドン・ヒースローで積み込まれた

     第1審は、そのようなヒースロー空港の荷物係員の証言と証拠もあるのに排除したが、今回は採用されそうである。

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★ このようななかで、リビア政府と米国政府は協議を続け、リビア政府は『パンナム機爆破テロ事件』の遺族に補償金を支払う意向を示しているようだ。
いろんな国が現在の世界状況のなかで懸命の生き残り策を模索しているのに、日本の外交は大丈夫なのかな。

ところで、容疑者とされた2人が無罪になったら、真犯人は誰なんだろう?


「米がリビアと合意間近か パンナム機爆破」

http://www.asyura.com/sora/war8/msg/680.html


「リビアが補償金支払いへ パンナム機遺族に各6億円」

http://www.asyura.com/sora/war8/msg/843.html







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