[ワシントン 23日 ロイター] 米ジョージア州アトランタ近郊の米陸軍施設で発見された容器入りの不審物質は、予備検査の結果、当初懸念された炭疽(たんそ)菌ではないことが明らかになった。
軍報道官コンスタンザー中佐が明らかにした。
米疾病対策予防センター(CDC)は、パウダー状のこの物質が99%の確率で炭疽菌ではないとの見方を示した。最終的な検査結果は、現地時間23日夜に判明する予定という。
物質は22日夕方、フォート・マクファーソン基地の軍司令部で発見され、建物内にいた人々が避難する事態となった。
現場からは炭疽菌汚染の可能性を示す反応が出たため、消防士2人を含む7人が手当てを受けていた。
(ロイター)
[2月24日13時1分更新]