24日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、ウサマ・ビンラーディン氏がアフガニスタン東部のパキスタンとの国境付近で生存している新たな情報を米政府が入手していると報じた。複数の同政府筋の話として伝えた。
今年1月に入手した情報で、東部トラボラや他の山岳地帯での米軍の集中攻撃にもかかわらず、ビンラーディン氏が生き延びていることを示しているという。
同筋は情報の詳しい内容を明らかにしなかったが、米軍との戦闘や腎臓(じんぞう)病による死亡説、イランやイエメンへの逃亡説に対しては疑問を投げ掛けた。
ただ同筋は、この情報は不十分で絶対的なものではないと述べ、慎重な見方を示した。(共同)