自由の女神が象徴するものは、聖書を携えた清教徒が、英国で迫害され、人権を求めてアメリカ大陸へと進行するWASPの風姿である。
それでは共産(社会)主義と民主主義について。
民主主義にとって、彼らは一つの独裁政治である。
貧困と権力に支配されつつも、ようやく一つの自由を手に入れた農民。
しかし相次ぐインディアン虐殺、黒人奴隷という血塗られた歴史を辿り、やがて世界大戦へと発展していく。
第2次世界大戦に勝利したアメリカは、侵略国を滅ぼすことに自由を見出したのである。
つまり沖縄や韓国が、彼らに勇気を与えつづけてきたのだ。
核兵器の開発、旧ソ連との軍事拡張、社会主義思想との対立・・・その戦慄はやがて、世界を2つに分けるまでとなった。
暴走した国民の権力は留まる事をしない。
必ずしも民主主義が、永遠に腐敗しない政権だとは言えなくなったのだ。
民主主義アメリカが自由といえば、違うのである。
彼らは犯罪の国なのだ。