【ソウル20日=河田卓司】
ラヂオプレスによると、北朝鮮の平壌放送は20日、労働党機関紙・労働新聞が同日付で「威嚇は我々に通用しない」との見出しの論評を掲載し、米国が北朝鮮を「悪の枢軸」と規定したことに対し、「(米国は)膨大な核兵器とミサイルを保有して大量殺りくに喜びを感じ、人類を常に脅かしている最も危険で残忍な殺人悪魔」などと反論したと伝えた。朝鮮中央放送も20日、米国の「悪の枢軸」論について「ブッシュがわが方を軍事的に攻撃しようとする無謀な企図をさらけ出した」と非難する論説を伝えた。ただし、これらの論説は米韓首脳会談での両首脳の発言に直接、言及したものではない。
(2月21日01:43)