[ロンドン 20日 ロイター] 20日付の英フィナンシャル・タイムズ紙によると、ウサマ・ビンラディン氏のテロ組織、アルカイダが再編を進めており、西側に対して新たな攻撃を画策している可能性がある。
西側情報筋の話として報じた。
同紙は、9月11日の同時多発テロ以降の相次ぐ逮捕やテロリスト資金の凍結でも、同組織の活動を抑制できなかった、としている。
同筋は、アルカイダがメンバーを順調に補充し、指導体制を再編して、新たな標的を模索している可能性がある、と述べた。
同紙によると、同時多発テロ以前からアルカイダに所属する”潜伏者”が、英国や欧州のメンバーの支援を得て、新たな活動を計画している可能性がある。ビンラディン氏の支持者は、英国に約100人、欧州内では最大で4000人いると見られている。(ロイター)
[2月20日15時59分更新]