田中真紀子・元外相が19日、ブッシュ米大統領を歓迎する18日のレセプションについて、「招待状が来ていない」と怒りをぶちまけ、「招待した」とする福田官房長官と激しい非難合戦を繰り広げた。
福田長官は19日午前の記者会見で、「元外相にはすべて案内した」と言明。これに対し、田中氏は同日昼、記者団を前に、外務省から事前連絡があったことは認めながら、「電話では招待を受けたことにならない。なぜ公の立場の人がそんなことを言うのか。官邸と外務省が一体となって人格攻撃をやっている」と激しくかみついた。
福田長官は同日午後の会見で、「15日に欠席と回答を得ている。招待状は官邸職員が田中事務所に持参し、秘書に手交した」と述べ、「(人格攻撃とは)言っていいことと悪いことがある」と田中氏を批判。これを受け、田中氏は「官邸の何と言う人が事務所のだれに渡し、欠席届けがどこにあるか教えて欲しい」と記者団の前で再反論した。
田中氏は20日、外務省のNGO(民間活動団体)排除問題で衆院予算委員会に参考人招致されるが、「水かけ論」の種がもう一つ増えることになりそうだ。
# 親中国派の真紀子はブッシュの前には呼べないよ。