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戦闘機ミラージュの製造で知られる仏兵器・航空機メーカーのマルセル・ダッソー社グループが、仏有力紙フィガロを発行するメディアグループ「ソクプレス社」の株を取得して30%の株主になると、仏メディアが伝えた。フィガロ紙は保守系の論調で知られ、軍需産業にも好意的だった。
報道によると、ソクプレス社の社主エルサン家の持ち株の一部と増資分をダッソー社が取得する。ダッソー社のセルジュ・ダッソー会長が、ソクプレス社傘下に置かれているフィガロ紙の持ち株会社の代表に就任する。
これに対し、ジャーナリスト労組は「保守系政治家でもあるダッソー氏が編集に介入する恐れがある」と反対の意思を表明した。
ソクプレス社はフィガロ紙のほか「ルプログレ」など多くの地方紙、週刊誌「フィガロ・マガジン」などを発行。多額の負債を抱え、支援者を探しているといわれていた。
ダッソー社は仏最大の軍需産業で、フランスの武器輸出を支えてきた。セルジュ会長はパリ郊外コルベイユ市長も務めている。(22:17)