02/17 10:24 保護区での石油開発を強調 外信12
【ワシントン16日共同】ブッシュ米大統領は十六日、日韓中三
カ国歴訪の途中立ち寄ったアラスカ州エルメンドーフ空軍基地での
演説で「国家安全保障のために、北極域の野生生物保護区で石油や
ガスを採掘する必要がある」と述べ、議会や環境保護団体の反対が
根強い同州自然保護区でのエネルギー資源開発を進める意向を表明
した。
大統領は「自国内でエネルギー資源を見つけ、他国への依存を少
なくすることが国益だ」と指摘。「アラスカで石油やガスを掘削す
ることは雇用のためになり、労働者の収入増につながる」と、石油
開発の意義を説いた。
(了) 020217 1023
[2002-02-17-10:24]